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白鳥湖


 コルラから365km離れた和静県の北西部、天山南麓のユドルス高山盆地に位置する。面積は2.4万km²、標高2500m、中国で二番目に大きい草原になった。
 
 バインブルクはモンゴル語で「豊かな泉」の意味である。草原では植物の種類が多く、草も青々と茂っている。夏になるとワイルドフラワーが満開になり、羊の群が白雲のように動き、白いゲルが草原に点在する。

 草原では毎年7月15日前後に年1回のナーダム祭りが開催され、モンゴル相撲、競馬、弓術、などのイベントが催される。草原の周辺は万年雪の雪山に囲まれ、河川が帯のように草原を蛇行し、羊、牛などが群をなしている、遊牧民のモンゴル族が春から秋までに草原地帯で暮らしている。
 
 草原には白鳥湖(天鵞湖)と呼ばれる湖がある。東西が30km、南北が10km、面積は300km²あまりである。1986年自然保護区に指定された。延々と続く雪山は白鳥湖の天然障壁となった、泉水や、渓流、天山の雪解け水が湖に流れ込んで、豊富の水で植物が育ち、白鳥の餌となっている。気候も涼しく潤いがあり、白鳥の生息に適している。

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