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新疆砂漠胡楊林公園

※新疆砂漠胡楊林公園写真(イメージ)

     
  •  胡楊(コトカケヤナギ(琴掛け柳)、学名:Populus euphratica)は第三紀の活化石と呼ばれ、キントラノオ目ヤナギ科ヤマナラシ属またはハコヤナギ属 の「ポプラ」の一種で、中央アジアから中東や北アフリカまでの乾燥地帯でよく見られる。

     胡楊は強い生命力を持ち、旱魃や砂嵐、塩害に耐える能力は驚くべきほどであるので、タマリスクとスナナツメと共に「沙漠の3英雄(植物)」とも呼ばれ、特に長寿で、秋にはきれいに紅葉する。

     中国のことわざで、「胡楊は生きて千年枯れず、枯れて千年倒れず、倒れて千年腐らず。」という。

     砂漠胡楊林公園は新疆巴音郭楞(バインゴロン)モングル自治州輪台県に位置する。一本目のタクラマカン砂漠公路の起点である輪台から南へ約70km、タクラマカン砂漠を縦断するタリム川に沿って、面積40万ムー(1ムーは約6.67アール)以上におよぶ胡楊の木が生育している。

     10月中旬から11月中旬にかけて胡楊の葉が黄色く色づき始め、油彩画に描かれたかのような金や赤、オレンジの木の葉が混じりあい、金色に輝く一面の海のような美しい秋景色を見せている。胡楊林公園内では長さ約13kmの小型観光列車が生い茂る木々の間に走り、静かに佇む胡楊の林は砂漠の美しさに満ちている。