クチャからクズルガハ千仏洞にむかう途中で、右折して20分ほど歩いて行った所にある、新疆地区で最大の烽火台跡、漢の時代作られたものだ、東西6m、南北4.5m高さ13mの土塔が残っている。
この烽火台は次のような話が伝えられている、亀茲王は老年で授かった玉のように美しい王女を寵愛していたが、ある日、占い師に「この娘は100日以内に死ぬであろう」と宣言されてしまう、国王は驚き、この地に土塔を築いて王女を匿うことにした、しかし、100日目に国王が贈ったリンゴを食べた王女は死んでしまい、国王は悲嘆にくれたという。