新疆地方の特産
ハミウリ
ハミウリが新疆ハミの特産物として有名である。西暦1228年に書き上げられた『長春真人の西遊記』が最初に新疆にこのようなウリがあることに触れており、「甘いウリの形は枕の如し、その香りは全中国に冠するものとなり」とたたえている。17世紀の初め頃、ハミウリは新疆から宮中への貢ぎ物と指定された。ハミウリの果形は楕円形で、果肉は厚く、淡いオレンジ色、緑色をしている。また営養価が高いことで知られており、造血作用を促進したり心臓や肝臓の働きを助ける効用がある。