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新疆観光速報
  

タクラマカン砂漠を縦断する

  西域シルクロードの旅を通して最大の目玉である「タクラマカン砂漠」を北から南へ縦断する。ちなみにシルクロードは大きく天山山脈を挟んで南側が「天山南路」、北側が「天山北路」と呼ばれる2本の幹線がある。

 クチャの町を出立し、まず第一ポイントの天山南路を東へ150kmほど走ったところにある「輪台」まで走り、この「輪台」にタクラマカンを縦断する唯一の道「砂漠公路」のゲートがあるのである。ここから砂漠公路南側出口の西域南道に位置するニヤ(民豊)の町まで約700kmあまりを走破するのである。
 タクラマカン砂漠とは、ウイグル語の語源で「死の場所」「死の海」といった意味なのである。20世紀初頭、スウェーデンの探検家スウェン・ヘディンが「中央アジア探検記」でタクラマカン砂漠で九死に一生を得た経験を記し、「死の砂漠」として世界に知られるようになったところだ。

サハラ砂漠に次ぐ世界2位の面積を持つ砂漠であり、北に天山山脈、南に崑崙山脈と6000~7000m級の大山脈に挟まれているため非常に乾燥しており、降水量は年に数ミリ程度しかない。
厳しい自然条件のもと長らく開発とは無縁だったが、1990年代になって石油の埋蔵が確認されると、石油輸送のため1995年「砂漠公路」が開通されたのである。
  
   砂漠の地下深い水脈から水を汲み上げ散水するためのポンプ小屋を、一定間隔で道路脇に設置しているのである。 砂漠公路だけでも550kmもあるので、4~5km間隔に1軒づつ小屋を設置しているとなると、 おそらく小屋の数は全部で100軒以上あるに違いない。細いパイプが砂漠に散水し、グリーンベルトを維持しているのである。 緑の景観維持するというよりも砂漠公路を流砂から守るためのものなのだ。
 
    この砂漠公路を維持するために莫大な維持管理費を使っているのだ!中国も凄いことをする。この小屋には冬季間を除いて夫婦が住み込み、次のポンプ小屋までのグリーンベルトを定期巡回しながら維持管理してるとのことである。
 
  タクラマカン砂漠のど真ん中「塔中」というドライブインで昼食となった。500km以上もある砂漠公路で唯一食堂がある場所で、ガソリンスタンドが1軒とみすぼらしい食堂が7~8軒かたまっているところだ。

   勿論砂漠に公衆トイレなんてあるわけがない! 
女性といえどもすべて青空トイレで、適当な場所を探して砂漠をうろつかねばならないのだ。
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