漢人街バザール

　「漢人街に来ないと伊寧に来たとは言えない」地元の人が良く言う言葉である。新華北路に位置する漢人街は古い昔、沢山の内地の商人「天津楊柳青」が主として集まり売買する場所のためこう名付けられた。当時、3000人位の商人がこの町で薬屋、食堂、質屋、旅館、商店など400軒の店舗を経営していた。週末には近所の住人や郊外の少数民族達も良く訪れ、非常に賑わう。その後生活の改善によりここで商売していた楊柳青達の後裔がどんどん引っ越したため、漢人街に漢人がいない状態になった。今、ここで経営しているのはほとんど少数民族たちで現地の食べ物、果物などを売っている。