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山国

  • 西域36国 山国
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  •   前漢時代の「漢書」に「山国(墨山国のこと)」が登場する。この中心的な街が「営盤」であった。西域36か国の中で中程度の規模の国であった。

     後漢時代の「後漢書」では、墨山国は鄯善王国(旧・楼蘭王国)の支配下にあるような書かれている。 3~4世紀には、鄯善王国の公用語はガンダーラ語であった。ロプノールに注ぐ孔雀河のほとりの「営盤遺跡」から1995年に長身の男性のミイラが発見された。国際色豊かな衣装をまとっていた。

      営盤遺跡からは、匈奴に対する防衛施設、寺院、墓地、居住地などが見つかった。墓の副葬品には、東西文化の影響が見られる。

      鄯善王国最盛期の1~3世紀の遺跡には、際立った東西文化の融合が見られるものがある。

      (1) 米蘭(ミーラン)仏教遺跡 (2) LC遺跡(孤台墓地) (3) 営盤遺跡。遺跡はコルラ市東南137㎞にあり、シルクロードの要衝であり、昔、西方の文化伝統を表し、円形状の城は特徴である。